2016年入社
物理学専攻
取材は入社2年目当時のものです
クレイドルの主力ソフトウェア製品の一つであるscFLOWおよびSCRYU/Tetraの開発を行っています。
特に、熱流体解析の中心となるソルバー機能の開発を担当しています。
業務内容は、新規ソルバー機能の調査・実装・基礎検証、既存機能に関するお客様からの要望への対応、各種ソルバー機能の保守・改善などがあります。
他にも、開発を担当した立場から受託解析業務に関してコンサルティングエンジニアのサポートをすることもあります。
研究者として大学院で身に着けた理学の知識と科学技術計算の経験を最大限に活用することができる点です。
先輩社員の熱流体解析に対する深い知識や高度なプログラミング技法に触れることで、自分の成長・スキルの向上を感じることができる点もクレイドルの好きなところです。
会社としてライフワークバランスを強く重視し、働きやすい環境を用意している点は入社後に気づいたクレイドルの良いところだと思います。
開発部門のやりがいは、お客様の「こういった解析がしたい」という要望に対して、最も基幹に近いところで対応できることです。
自分が開発した機能で、お客様が満足できる結果を得られた際に仕事のやりがいを感じます。
新規機能開発に伴う技術的困難の解決には苦労する面もありますが、学術研究活動にも似た知的創造でもあります。苦労した分、実装した機能が活用されているのを見ると、次の開発業務へのインセンティブになります。
研究者として身につけた数値計算の知識・経験を活かして、高度な科学技術計算を職業としたいという人にクレイドルはお勧めです。
特にプログラミング・計算機に造詣が深い人であれば、ソフトウェアエンジニアへの志望を勧めます。
就職活動中は、大学での研究とは違う企業の開発管理体制の中でソフトウェアエンジニアがどのような業務に取り組んでいるのかわからず、不安がありました。
ソフトウェアの開発グループに配属され実感したことは、個々の開発者に与えられている自由は大きいということです。
自由なアイディアをもって開発に取り組むことができ、大学で研究者として身につけた数値計算に対するセンスを全て発揮することができます。
また、会社としてライフワークバランスを重視している点はクレイドルを選択する大きな材料となるのではないでしょうか。
ベンチャー精神を保ち続けている社風で、ソフトウェアエンジニア、コンサルティングエンジニア、セールスエンジニア全員が協調して業務に取り組むため、ソフトウェアエンジニアでもお客様が使用する実際の現場を意識して開発ができるところもクレイドルの良い点だと思います。
9:00 出社
現状の課題を確認し、一日の基本的なスケジュールを組み立てます。
10:00
論文を読み、最新の技術情報を調査します。最新情報にアンテナを広げておくことで、現状で抱えている問題や、新しい機能へのヒントを探します。
11:00
各種ソルバー機能の改善や不具合対応をします。
12:00 昼食
気分転換もかねて、オフィスを出てランチを取ります。オフィス付近には多くのランチのお店があり、選ぶのも楽しいです。
13:00
新機能の開発に取り組みます。
16:30
開発者間のミーティングで、進捗と開発方針の打ち合わせをします。
18:30 退社
本日の進捗をまとめ、翌日への課題を設定します。退社後は、同僚と食事に行く機会も多いです。