最速自転車国際大会プロジェクト:世界最速を目指す自転車の空力解析

アメリカのネバタ州で毎年9月に開催される、自転車の最高速度を競う国際大会「ワールド・ヒューマン・パワード・スピードチャレンジ※1」。この大会に日本の技術力で挑戦するプロジェクトチーム※2で、自転車の最高速度のカギとなる空力解析において、株式会社ソフトウェアクレイドルの流体解析ソフトウェア「SCRYU/Tetra」が使用されています。
解析結果例:車体表面流れのオイルフロー可視化
解析結果例:車体断面の流速コンター図
風洞実験の様子(国立スポーツ科学センター)
※1 ワールド・ヒューマン・パワード・スピードチャレンジの概要
・会場:アメリカ合衆国 ネバタ州 ルート305
・ルール:8 kmの直線で加速し、最後の200 mで最高速度を計測する。動力は人力のみ。
・参加国:6カ国、14チーム
オランダ・デルフト工科大学、カナダ・トロント大学など各国の大学や企業が参加しているが、過去に日本チームが参戦したことはなく、今回が初となる。
※2 プロジェクトチーム
・池上敦哉 氏 (車体設計:KYBモーターサイクルサスペンション株式会社 ※ヤマハ発動機より出向)
・奥明栄 氏 関比古 氏(空力・カウル設計:東レ・カーボンマジック)
・小森亮平 氏 (こぎ手:愛三工業レーシングチーム)
株式会社ソフトウェアクレイドル について
株式会社ソフトウェアクレイドル(英称:Software Cradle Co., Ltd.)は、熱流体解析分野におけるCFD(数値流体力学)ソフトウェアソリューションのパイオニアとして1984年の創業以来、製品の品質や価値、創造性、革新性に的を絞ったユニークかつ信頼性の高いソリューションの提供をし続けています。
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