有限体積法(Finite Volume Method: FVM)は、偏微分方程式の離散化手法の一種です。 分割された個々の空間に対して積分形の基礎方程式を導出し、これを離散化することで連立1次方程式(代数方程式)を得る方法で、構造格子・非構造格子のいずれも用いることが可能です。 物理量の保存性が良く、複雑な形状に対しても適用することが可能ですが、高次精度化が難しいという欠点があります。
有限差分法 有限要素法
「流体解析の基礎講座」第5章 熱流体解析の基礎 5.2 有限体積法