マッハ数
慣性力と弾性力の比をとった無次元数です。
流速を v [m/s]、音速を a [m/s] とすると、マッハ数 Ma は以下の式によって求められます。
マッハ数は流れに対する圧縮性の影響を示しており、一般には、この値が約0.3を超えると圧縮性の影響を無視できなくなります(マッハ数0.3はおよそ5 % の密度変化に相当します)。
なお、マッハ数という名前はオーストリアの物理学者 エルンスト・マッハにちなんだものです。
「流体解析の基礎講座」第3章 流れの基礎 3.2.1 圧縮性と非圧縮性
「もっと知りたい! 熱流体解析の基礎」第3章 流れ 3.3 流体の性質 3.3.2 圧縮性と非圧縮性(1)