温度拡散率と拡散係数の比を表した無次元数です。 温度拡散率 α [m2/s]、拡散係数 D [m2/s] とすると、ルイス数 Le は以下の式によって求められます。
熱移動と物質拡散が同時に生じる系で重要なパラメータで、Le = 1のときに温度と濃度の分布が相似となります。 ルイス数はプラントル数 Pr とシュミット数 Sc を用いて以下のように表すこともできます。
なお、ルイス数という名前はアメリカの化学者 ウォーレン・ケンドル・ルイスにちなんだものです。