ポリヘドラルメッシャー
物理現象を解析するにあたり、物理量の変化を求めるために要素を空間に配置します。
scFLOWは、この要素としてポリヘドラル(任意多面体)を採用しています。
ポリヘドラル要素を使うことで、要素中心型ソルバーの安定性と計算精度が向上します。
scFLOWpreでは目標要素数に従った要素の作成や流れの変化が激しくなるような壁面付近の要素を自動で細かくすることができます。また、各部品や領域ごとに粗密の指定もできる自動メッシャーです。
以下のような手順で、次のようにしてポリヘドラルメッシュが自動で作成されます。
配管内流路のメッシュ作成例



POINT
八分木の大きさ⇔結果の解像度、
モデル形状の再現性
(※)計算時間 ∝ 要素数 &メモリー

POINT
境界層(プリズム)要素
壁面からの距離が均一なので流速勾配、温度勾配の計算精度が良く、安定性にも効果を発揮します