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ポストプロセッサ(描画関連)

ポストプロセッサでは、ソルバーで計算された結果の可視化を行います。
測定機器では確認が難しい箇所であっても、流れの様子や圧力分布、温度分布など、
様々な物理量を自由自在に確認・評価することができます。

また、可視化により得られた結果は画像(*.bmp,*jpg,*.png)や動画(*.avi,*.wmv)に保存できる他、
無料の結果ビューワ「CradleViewer」用のファイル出力も可能です。

ポストプロセッサを使用することで、シミュレーション結果を多彩な表現で可視化し、
現象の把握・理解を深められるだけでなく、様々なファイルに出力することで
情報共有やディスカッションが円滑になるなど、製品設計・研究開発に効果的にご活用いただけます。

バッテリー冷却用ダクト解析についてターボファンの圧力分布をコンターで表した図

バッテリー冷却用ダクト解析についてターボファンの圧力分布をコンターで表しています。
ポストでもメッシュ形状を確認していただくことができます。

基本的な描画

プロジェクター内外の断面温度分布

図1 プロジェクター内外の断面温度分布

カット面

カット面とは二次元平面であり、この平面上に流れの様子や温度分布などの情報を表示することが可能です。二次元平面で結果の確認をすることでシミュレーション結果の整理がしやすくなります。

ターボファンの表面圧力分布

図2 ターボファンの表面圧力分布

コンター

圧力や温度などの情報を、色を付けて表示する方法です。
図2はターボファンの流れ解析について、ケーシング表面と翼表面にかかる圧力分布をコンター表示したものです。このような物体の表面に表示するだけではなく、任意の二次元平面(カット面)上にも表示することが可能です。

自動車空力解析のオイルフロー

図3 自動車空力解析のオイルフロー

オイルフロー

物体の表面近傍の流れを線で描く方法です。
図3は自動車の空力解析について、オイルフローを表示したものです。
車体表面の流れの様子を確認することが出来ます。
また、アニメーション機能を使用することで、より詳細な流れがイメージできます。

図4 コップに注いだ水の動き

<色々な描画>水のような表現

クレイドルのポストプロセッサーには解析結果を分かりやすく、
よりリアルに表示する機能が備わっています。動画はコップに水を注いだ時の様子を表示したものです。この様な表現はわずか数クリックのマウス操作で再現することが可能です。

車内のエアコンによる空気の流れ

図5 車内のエアコンによる空気の流れ

ボリュームレンダリング

圧力や温度などの情報を、空間に色を付けることで表示する方法です。
図5は車内のエアコンから排出された空気の様子を表示しています。
ボリュームレンダリングで表示することで奥行きをもった表現が可能となります。

プロジェクターから排出された流れ

図6 プロジェクターから排出された流れ

流線

流れについて、流線を表示したものです。
流線は線だけではなく、粒子や矢印などのアニメーションとしても表示することができます。

機能一覧