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快適なシミュレーションを提供する究極のソルバー

より大規模な解析を行う、より複雑な形状の再現性を高める、より高精度な解析を求める、より高度な現象を再現する、
これらを実現する際にすべてに共通する問題として計算時間の増大が存在します。

scFLOWでは多並列でも高い精度・並列効率での計算が可能となっており、
リソースを最大限発揮して解析を行うことができます。

scFLOWグラフ
車両空力解析

定常解析 約1370万要素
「車両空力解析」
代表機能:3次元乱流解析

シロッコファンの流れ解析

定常解析 約960万要素
「シロッコファンの流れ解析」
代表機能:3次元乱流解析,要素移動

上記記載のグラフは3次元乱流の解析例における並列効率を示したものです。使用するコア数の分だけ計算時間を短縮することができ、scFLOWは高いパフォーマンスを発揮していることがわかります。並列数の増加に伴って並列効率が理想線(コア数と等倍の速度増加)に沿わなくなることは避けられない問題ではありますが、scFLOWでは可能な限り速度が出るように作られています。理想線と沿わない要因としてはメッシュの規模や使用する機能にも影響しますが、一般にはプログラムのアルゴリズム上逐次処理せざるを得ない部分がボトルネックとなり速度向上が見込めないものとなります。

これらの高速化の背景には流体解析ソフトを30年以上作り続けてきた弊社ならではの技術・アイデアが反映されており、最新マトリクスソルバーによる計算アルゴリズムの最適化によって、従来のソフトよりも定常計算における収束性の向上と1サイクルあたりの計算時間短縮が実現しています。またローカルタイムステップ法という、要素ごとに異なる適切な時間刻みを設定させる手法を取り入れることで従来よりも高速に収束させることができるようになりました。以下の動画を見るとこの手法によって高速に定常解が得られていることがわかります。

scFLOWでは多並列に適したライセンス形態が用意されています。

scFLOWでは、これから熱流体解析を活用していく方に適した標準版ライセンスに加え、多並列での高速計算に適したHPC(High Performance Computing)版ライセンスを用意しております。HPC版ライセンスでは予め任意の最大並列(使用Core)数を設定していただくといった自由なライセンス構成が可能になります。

またscFLOWでは特別にUnlimited版ライセンスもご利用いただけます。Unlimited版では並列数無制限での高速計算が可能になり、今まで解析できなかった詳細なシミュレーションや、複数ケースの検討などを短時間で精度良く行うことを実現します。特にscFLOWの並列計算は使用Core数の増加に対して高効率を維持しているため、普段の(解析)業務をUnlimited版に置き換えることによる成果は大いに期待できます。各ライセンスにおける具体的な価格に関しては、営業までお問合せください。

機能一覧