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要素移動(不連続接合)

要素移動機能を用いることで、物体が移動する解析が可能です。
また不連続接合機能を併用することで、回転するような物体の解析も行うことができます。

軸流ファンの解析

図1 軸流ファンの解析

軸流ファンの解析

図1の軸流ファンの解析では、要素移動機能と不連続接合機能を使用しています。不連続接合機能では、図1のように外側空間の静止領域(青いメッシュ)とファンとその付近の空間の回転領域(赤いメッシュ)を組み合わせることで、2つの空間の境界面上でメッシュの位置がずれるような取り扱いが可能となります。

要素移動機能で移動領域を回転させることで、ファンの回転を模擬することができます。

バッテリー冷却用ダクトの流れ

図2 バッテリー冷却用ダクトの流れ

要素移動と不連続接合

図2は要素移動と不連続接合を使い、ファンによるバッテリー冷却用ダクト内の流れを再現したものです。

コンプレッサー内部の流れ

図3 コンプレッサー内部の流れ

要素移動の平行移動

図3は要素移動の平行移動を使って、コンプレッサー内部のピストンの動きを模擬した例です。空間の外側の境界面が移動するような場合は、不連続接合機能を使わなくても、このような解析ができます。

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