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scMonitor

scMonitorは解析の実行を管理するためのツールで、より快適に数値解析を行うことができます。
"解析の制御"の他に"解析状況のモニターリング", "リアルタイムでの変数の可視化"を行うことができます。

またscMonitorはジョブスケジューラ(1回の解析が1つのジョブ)の機能を果たしているため、
より効率的に解析業務を進めることができるようになります。

ジョブスケジューラではあらかじめ複数の解析をジョブとして積んでおくことで、自動で連続的に計算をすることができます。
解析状況のモニターリングやリアルタイムで変数の可視化ではユーザーは解析の進行状況を詳細にチェックすることができます。
例えばこの機能をすることで、すでに定常状態に近づいて解析を継続する必要がない場合や結果に異常があるときには解析を即座に停止し
無駄な計算を省くことができるので、より効率的に解析業務を行えます。

解析状況のモニターリング

図1 解析状況のモニターリング

解析状況のモニターリング

計算の進行状況を随時グラフで確認することができます。収束状況、マトリクスの収束誤差、各変数の最大最小値、質量流量といった項目を常時確認できます。収束状況から大まかな解析終了までの見込みを把握したり、最大最小値から各種物理量が解析によって非物理的な値になっていないかを知ることができます。またグラフの描画範囲などを変更することもできます。

アルタイムでの変数の可視化

図2 リアルタイムでの変数の可視化

リアルタイムでの変数の可視化

解析実行途中であってもその時点での解析結果をリアルタイムで可視化することができます。基本的な描画である指定領域の表面や指定断面でのコンターマッピング、ベクトル図といったものをモニターからPOSTを介さずに確認することができます。これらは作図領域を限定的にすることで軽快に必要な所だけを確認することができます。また解析中にプリ/ポストのライセンスを取得することで新しく表示領域を作ることも可能です。

図3 モニター画面のカスタマイズ

図3 モニター画面のカスタマイズ

モニター画面のカスタマイズ

scMonitorはユーザーの好みに合わせてレイアウトを自由に設定することができます。デフォルトで用意されているシンプルモード,ドローウィンドウ表示モード(図3 左上)の他にも下図のように自分好みにカスタマイズすることが可能です。(図3 右下)

計算終了通知メール

図4 計算終了通知メール

計算終了通知メール

解析の終了の時には通知メールを送る設定をすることができます。これによって安心して解析をジョブとして投入し、夜間や休日に計算が行われたかを確認することができます。

Linux環境にも対応

scMonitorはLinux環境でも使用することができ、変数の可視化も行うことができます。また別途設定が必要ですがローカルマシンのscMonitorからリモートサーバ上で解析を実行することもできます。加えて実行の際には様々な設定をすることができ、ジョブ毎に実行オプションを変更させることができます。

機能一覧