直接数値シミュレーション
直接数値シミュレーション(Direct Numerical Simulation: DNS)は、基礎方程式に対して一切モデル化を行わないで、乱流解析を行う手法です。
原理的には一番シンプルですが、小さなスケールの渦を解くために非常に細かいメッシュ分割を行う必要があり、計算負荷が極めて大きくなります。
なお、3次元計算で必要なメッシュ数 N とレイノルズ数 Re の関係を示す目安として N = Re 9/4 という式が知られています。
「流体解析の基礎講座」第5章 熱流体解析の基礎
5.9.3 直接数値シミュレーション(Direct Numerical Simulation: DNS)
「パッと知りたい! 人と差がつく乱流と乱流モデル講座」第7回 乱流の計算方法 7.1 DNSの概要