反発係数
2物体間の衝突において、衝突前後の相対速度の比を表した無次元の値のことです。
衝突前後の物体1の速度をそれぞれ V1 [m/s], V1’ [m/s]、衝突前後の物体2の速度をそれぞれ V2 [m/s], V2’ [m/s] とすると、反発係数 e は以下の式で与えられます。
反発係数は 0 ≦ e ≦ 1 の値をとり、e = 1の場合を(完全)弾性衝突、0 < e < 1の場合を非弾性衝突、e = 0の場合を完全非弾性衝突といいます。
特にe = 0の場合には衝突後の物体は一体となります。