境界層
粘性 のある 流体 が物体の周りを流れたときに、粘性の働きによって物体近傍に形成される 速度 が小さい領域のことです。
他の境界層と区別するために「速度境界層」と呼ばれることもあります。
一般には物体表面から速度が主流速度の 99 % に達するまでの領域が境界層と呼ばれます。
速度境界層と 温度境界層 の厚みの関係は プラントル数、速度境界層と 濃度境界層 の厚みの関係は シュミット数 によって与えられます。
層流境界層 乱流境界層
「もっと知りたい! 熱流体解析の基礎」第3章 流れ:3.5.2 境界層