弱連成法
流れと構造、流れと音、流れと磁場などのように、異なる基礎方程式で記述される現象が相互に影響する問題で、問題を流れとそれ以外のものに分離し、これらを逐次的に解いていく方法の総称です。
相互の情報交換のタイミングに任意性があり、相互作用の強い問題に対しては数値的に不安定になりやすい場合もありますが、それぞれの問題に適した離散化手法を採用できるなどの利点があります。
なお、弱連成法でも、1サイクル内でサブサイクルによる反復を行い、連成効果をより厳密に扱う手法は強連成法に含められる場合があります。